宮古新聞「からあげグランプリ金賞受賞記事」2014年5月

自慢のから揚げとトロフィーを手に笑顔を見せる中嶋さん=7日、宮古島市役所平良庁舎

 【宮古島】日本一のから揚げ屋を決定する「第4回からあげグランプリ」(日本唐揚協会主催)がこのほど発表され、宮古島市城辺福里にある「唐揚げ屋の島唐」(中嶋哲也社長)が素材バラエティ部門で金賞に輝いた。

 中嶋社長が7日、同市役所平良庁舎に下地敏彦市長を訪ね、受賞を報告した。

 同グランプリは全国の同協会会員(カラアゲニスト)や一般の人延べ5万3千人がネット上で投票し決定している。

 中嶋店長は宮古島が気に入り、昨年、店を名古屋から宮古島に移転した。名古屋時代にも第3回からあげグランプリ・味バラエティ部門で金賞を獲得している。

 今回は秘伝のタレに鶏肉を漬ける際、宮古島の青パパイヤをすり下ろして入れ、パパイヤの酵素の力で肉を軟らかくする工夫が評価された。中嶋店長は「青パパイヤはとても魅力的な食材だが、宮古島ではその辺に放置されている。料理で試してみたところ、すごいものができた」と話した。

 下地市長は「とてもおいしい。宮古島の新しい味を作ってもらい、ありがたい。島の作物を使った商品が広がれば経済も活性化する。頑張ってほしい」とエールを送った。

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